「あぁ、もう嫌だな。」
そう言って、ベットに倒れる。
目を閉じると、
今でもあの悲惨な出来事が
浮かんでくる。
周りは血の海。
皆は倒れていて、
それを見るのはあたし。
ただ一人、立ち尽くすことしか
出来なかった。
暗黒の蝶
と言う名前に、
自分で泥を塗ったのだ。
目を開け、天井を見つめた。
まさか、初日であんな事が起きるなんて、
思わなかった。
まさか、あの高校に
裕也がいたなんて、思わなかった。
「あぁ、もう寝ようっ。」
そう言って布団に潜り込んだ。
あの事件が起きてから、
目を閉じるのが怖くなった。
瞼を閉じれば、
あの時のことが映像のようになって
流れる。
あたしは知らないうちに
眠りについていた。

