ページのすみで揺れていたもの

作者のメイです!
ここで一旦藤澤先生の紹介をします!

藤澤 海(ふじさわ かい)

33歳/救急科医師(元・救命センター勤務)

――「助けたいから近づく。でも、感情は置いていく。それが一番安全だから」

冷静沈着、無駄のない判断力と高い処置スキルを持つ現場派の救急医。
外見や言葉の印象から“冷たい”と思われることが多いが、実際は誰よりも患者を見ているタイプ。

かつて救命センターに所属し、ドクターカーに乗って多数の災害・重症現場を経験。

“あること”がトラウマとなっており、誰かと深く関わることに本能的なブレーキがかかっている。

それでも、“今ここにいる命”に対しては徹底して向き合う信念を持っている。

では続きをどうぞ!