最強美少女の波乱万丈な毎日

「んん…」

今何時だ…?

時計を見ると、丁度2限目が終わった所だった。

昼休憩じゃないならまた寝るか、

?「おい、」

突然、赤髪の目付きの悪い奴が声をかけてきた。何か周りのイケメンもこっち見てる。

「私?」

?「お前だ。氷室先生の授業で寝るってどうゆう度胸してんだよ。」

どうゆう度胸って言われましても…

  「そもそも、雪兄怖くないし。」
イケメン「「「「はぁ!?(えぇ!?)」」」」

うるさっ! 耳痛い…
周りの奴まで叫んでるし…、

?「本気で言ってる?」

そうだよ?

「本気だけど?っていうかあんたら誰?」

「葵(あおい)。よろしくね。」
さっき案内してくれた青髪の子が葵ね。

「玲夢(れむ)だよ〜。よろしく!」
ピンク髪の可愛い子が玲夢ね。

「蒼(そう)です。よろしくお願いします。」
緑色の髪で敬語なのが蒼ね。

「鏡。」
赤髪の俺様が鏡ね。

「凪…」
水色の髪で無口なのが凪ね。

って、こいつらけっこう強いな。

 「雪紀。よろしく。」

葵「俺らの事は呼び捨てで良いから。」

 「わかった。」

鏡「…お前さ、俺らの事怖くないの?」

急に何言ってんだ?

「怖い訳ないじゃん、初対面なのに。」

蒼「俺らの事知らないんですか?」

だーかーら!初対面でしょ!
え、何こいつら、

「知る訳ないじゃん、…もしかして、自意識過剰?」

「「「「「違う!」」」」」

わ、ハモったー!

玲夢「僕たちの事知らない子って、初めて見た…」

凪「俺も…」

えぇ…

「そんなに有名なの?あんたら。」

私、全く知らないんだけど…

玲夢「銀月の幹部だよ!」

銀月…?
また知らない単語でてきた…

「銀月って何?」

葵「そこからか…」

えへへ、私暴走族は瑠衣たちの入ってる清瀧しか知らない!

蒼「銀月は校内No.2の暴走族です。」

あー、だから有名って事ね。

「へぇ、」

鏡「それだけかよ?」

他にどんな反応すれば良いんだよ…

って言うか、

「私そう言う事興味無いし。」

葵「興味無いって…」

鏡「雪紀ってさ…変な奴だよな…」

玲夢「ははっ、言えてる〜(笑)」

蒼「ふふっ、ですね。」

凪「…(コクッ)」

えぇっ、ひどっ!

「変な奴じゃないし!」

そう言った時、丁度予礼が鳴った。

葵「あーあ、もうちょっと話したかったな。」

鏡「…サボって倉庫行くか?」

葵・玲夢・蒼「「「賛成」」」

そっか、倉庫行くんだ。

「行ってらっしゃ〜い。」

玲夢「雪紀も行くの!」

え?

「そーなの?」

蒼「はい、着いてきて下さい。」

ま、いっか。どうせ寝てるし。

「了解〜」