結局、どうしようもなくて、そのまま同室になった。

部屋に入ってすぐ、私は布団と壁の距離を最大限に取る。

「……絶対にこっち来ないでね」

「先生、そんなに警戒しなくても……何もしませんよ」

「……本当?」

「……多分」

「多分って何!?」

やっぱり危険だ……この人、油断ならない……!!!