紫禁嬢─魅せられし夜





こんな細い足のどこに、あんな大砲みたいな威力の蹴りを繰り出す力があるのかと、メイファンの足をなで回した。







「そういえばさあ、次はどこのチーム潰すの?」



「焔と黒宝石以外ならどこでもいいよ。

サヤが決めて」



「私?‥‥ううん、どうしよ。

あんたらはどっか潰したいとこある?」








サヤは風香たちに振り向きながら聞いた。







「薫子さんのチームとかどうすか?

ウチら前に、あそこの先輩に殴らった事あるんすよねえ」



「殺御前(あやごぜん)はヤバいでしょ‥。

薫子だけでもヤバいのに、焔より人数居るし」







風香の提案は却下され、次にリリカが提案した。







「なら、淫我(いんが)辺りいいんじゃないすか?人数も10人くらいですし」



「あぁ~あそこか。

丁度いいと思うけど、どうするメイファン」



「そいつらでいいよ。

次の土曜に呼び出しておいて」



「りょーか~い」