折れてはいなそうだが、肩を抑えながら悶絶している為、とりあえず起き上がって来る心配はなさそうだった。
(‥フゥ、とりあえず、あと三人か‥‥)
こちらは既に全滅といっていいほどヤラれていて、ほとんどの仲間が地面に倒れたままか座り込んで戦意を失っている者だけとなった。
(使えねえー‥‥
‥そうだ、あっちのタイマンは‥‥)
振り向くと、信じられない事に、立っているのはネネという女の方で、セイラは片膝を地面に付いて劣勢の状態だった。
(ハァーッ!?負けてんじゃんあいつー)
よそ見をしていると残りの敵が襲いかかってきた為、私は慌てて目の前の敵に集中した。
「ッ‥
あーもー!骨折しても知らないよー!」
「グアッ!」
「お・前・もー‥‥寝てろー!」
「ガハァッ‥‥」
これまでの助っ人では分からなかったが、強い奴とのケンカは手加減が難しく、とても面倒だという事を学んだ。
「‥あと一人」
「ッ‥‥‥」



