紫禁嬢─魅せられし夜





勘違いとかではない。


こいつらは自分らの強さに絶対の自信を持っている。



そうでなければ倍近い人数に囲まれてるにも関わらず、こんなに落ち着いていられる訳がない。








「‥頼んでもムダみたいだね」



「そういう事だ」



「いいよ、降りかかる火の粉は払わせてもらう」



「ウチらはタイマン、ザコはザコ同士。

それでいいか?」



「私の仲間にザコは居ないけど、それでいいよ」



(私もザコじゃないんですけど)







予定通り、セイラはネネとのタイマンにこじつけ、私達は残りの焔のメンバー全てを相手する事となった。







「じゃあ、さっさと始めようぜ」



「‥‥‥‥」