どんな意味があるのかは分からない。
このチームを砦に見立て、自分があぐらをかく居城までを難攻不落の物とさせたいのか、はたまた、単に配下を沢山従えるお姫様になりたいのか。
「サヤ、こっちに来て説明してあげて」
「あ、うん」
目立たない様、少し場所を移動した私たちは、メイファンとセイラの二人が座るベンチの向かいに座り、呼ばれたサヤがメイファンの横に立った。
「えっとー、焔の集合場所は国道沿いにある潰れたパチンコ屋の敷地。
多分だけど、毎週11時頃にあそこから出発してるらしいから、その少し前に到着して待ち構えてればオッケーだと思う」
「通報とか入りそうな場所か?」
セイラが尋ねた。
「多分、大丈夫。
バイパス沿いだし、周りにやってる店もないし」
「んじゃ、とりあえずネネって奴は私がヤルから、お前らは残りのザコをヤレ」
サヤを始め、皆はセイラの言葉にコクッとうなずいた。
「あとは~‥なんだろ。
とりあえず、みんなも知ってるだろうけど、ネネは何年か前に、地元の先輩らのチームを一人で壊滅させて自分のチームを旗揚げしたヤバい奴だし、
そんなネネについていった初期メンバーの仲間もかなり気合入った奴らって噂だから、油断しない様にね」
再び皆がコクッとうなずき、サヤはチラリとメイファンの顔を伺った。
「オッケー、じゃあいこうか」



