がむしゃらに殴る蹴るなどの戦い方をするサヤ達に対し、セイラという女は降伏させる為だけにこいつらを制圧した。
おそらくそんな戦い方。
「今日の夜、ここに来いだって」
「‥‥‥」
私は先ほど受け取った紙をサヤに渡した。
「‥‥何者なんだよ、あいつら。
この辺りの人間じゃなかった‥‥」
「知らないよあたしは。族じゃないし」
だからといって、無関係という訳にもいかない。
メイファンという女は最初に私の名前を聞いてからみんなへの伝言を託した。
逃げない方がいいよという言葉の意味は、おそらくそんなところだろう。
「‥アンリも一緒に来てくれんだよね?」
「行くよ。逃げるなって釘刺されたし。
けどちゃんと説明してよ、あいつらに。
私はこのチームとは無関係って」
「まあ、それはいいけど‥」



