どうやら話は聞こえていたらしく、髪の長いメイファンという女は、サヤの単車から降りて私にクスッと微笑みかけてきた。
「なんかよく分からないけど、悪く思わないでね、髪の綺麗なお姉ちゃん」
「‥‥‥」
メイファンという女は私の挑発を微笑みで返し、右手で仲間に動くなとの合図を見せ、私とのタイマンに了承した様子。
「アンリ、やっちゃえ」
「‥はいはい」
警察が来ても面倒だった為、私はサッサと終わらせ様と思い、右手でメイファンという女の襟元を取って引き寄せ様とした。
すると、
(‥‥‥!)
「‥‥‥」
私はその瞬間、ゾクッと寒気を感じ、とっさに手を離して後ずさりした。
「お、おいアンリ、どうしたんだよ」
「‥‥‥」



