紫禁嬢─魅せられし夜





この街の行く末は、メイファンが思い描く物とは大きく異なる結末となり、

それにより、私はたった一つの約束を破られる事となる。










「メイファンってさあ、ウチらのこと好き?」











今も知りたい。









「もう少し仲良くなったら教えてあげる」



「あと何百回いわれるんだろ、そのセリフ」









仲間を道具としてしか見ていなかったのか、

それとも、それ以上の感情を私たちに持っていてくれたのか。








(‥‥‥‥‥)











今となっては、知る術もない。







だから‥










「行こう、メイファン」



「‥行けない」



「‥‥‥‥」













私はずっと、待ち続けるだけ───












「私もアイス‥当たっちゃった」



「待ってるから貰ってきなよ、メイファン」
















紫禁嬢─魅せられし夜【完】

※このお話の続きは【ともしび~紫の永友】にて明かされています。一色蒼