紫禁嬢─魅せられし夜






川沿い近くにある駄菓子屋を見つけ、私は思わず懐かしくなって停車した。








「メイファン、駄菓子屋!」



「コーヒー売ってる?」



「外の自販機にあるでしょ」









近所の子供も来るだろうから、私たちは少し離れた所に単車を停めて歩いた。








「うわー、懐かしい‥

メイファンこれ食べた事ある?‥って、カゴ使うんかい。しかも2つ」



「なにここ‥天国?」








大量に購入するメイファンより一足先に会計を済ませ、外のベンチで座って待っていると、地元の中学生らしき子たちが接近してきた。









「暇だよ~千秋」



「なんか考えてよ~、ちーちゃん」



「‥だから、なんで私に言うんだよお前ら‥」