紫禁嬢─魅せられし夜






夏になり、紫禁嬢の数は100を超えた。



それと同時期に、黒宝石がメイファンに義理代を払うと言ってきて、紫禁嬢の傘下となった。







「メイファーン、単車納車されたから見てー。

ついでにセーラも」



「ついでには余計だろ」








棄猫達や花魁道中、夜響美音などはまだ紫禁嬢に呑み込まれていないが、それももう、時間の問題だ。








「‥‥ハ?LTD?」



「アハハ。その心は?」



「セーラが右腕なら、左腕が余ってるでしょ」



「なるほど、そうきたか」