紫禁嬢─魅せられし夜






メイファンの話が終わったあと、幹部はそのまま残され、他のメンバーは帰り際、親衛隊に選ばれた人間だけセイラに一声かけられていた。








「じゃあ本題に入ろっか」



「本題?」








皆がゾロゾロと帰っていくと、それを見届けたメイファンが、何の前触れもなくサラリと私たちに衝撃の事を口にした。









「マフィアを創るの」



『‥‥‥‥』








セイラ以外の人間は、鳩が豆鉄砲を喰らったかの様に目を丸くして驚愕し、薫子が苦笑いしながら聞き返した。









「それは‥女の暴力団って事か?」



「そ。

紫禁嬢を二次団体とするなら、その上部組織。


ここに残ってもらった7人は、その上部組織に私が連れて行きたいと思ったメンバー」



「‥‥‥‥」