嫌いなものは病院なの-Second-

玲菜side



まさかすぎるよね。
痛すぎて頭割れたかも!とか思ってたけど、あながち間違いでもないというか、、、。



安静にするから家にいたい!って言ったけど、
「今回は何があってもおかしくない状況だから」って悠くんもOKしてくれなかった(◞‸◟)

まぁ、たしかに独りぼっちの時に何かあったら怖いもんなぁ。


外「病棟準備できてる?一応3日間はモニターで!」
看「はい!」


事が進んでいく、、、。

悠「潤もうちょいいれる?玲菜の荷物持ってくるわ!」
潤「おっけー!」
「私も行く!」
悠・潤「あのなぁ(ーー;)」

ギクッ((+_+))
「あ、つい、うっかり、、、」


悠「うっかり、、、じゃないの!安静にって言われたところだろ?潤、絶対目離すなよ!」
潤「あいよ!」


外科の先生がクスクス笑ってる、、、。



神谷先生side



不在だった間に玲菜ちゃんが入院になったと共有を受けた。
「結城、行ける?」

潤「はい、行きます!」
様子を診に玲菜ちゃんの病室へ。


コンコンコン
「玲菜ちゃーん、こんにちは!」


玲「え゛(;゚Д゚)ナンデ。。。」
「何でそんな驚くのさ(笑)」

玲「潤くん言ったの?何で琉先生に言うの!?」
「えー!玲菜ちゃん先生に秘密にしないでよ、こんな大事なこと」


玲「もう大丈夫だから何もしないで、、、お願い!」
折角だから診察しようと思ってたのに先越された。


「折角会いに来たからちょっとだけ診察させてほしいな!貧血はその後どう?」
玲「大丈夫!もう明日の朝には帰るもん!」


そうなの?と結城の方を見ると苦笑いで首を振ってた(笑)
まだ決まってはないけど、、、って感じね。


「頭は触らないから!失礼しますー」
お!案外素直じゃん!

潤「意外と素直じゃんか!えらいえらい!」
同じこと思ってたみたい。


「おっけー!ありがとう!」
玲「今日診たから次は3か月後だよね?」
そういうことですか(;・∀・)


潤「うそでしょ?(笑)」
「ハハハ!申し訳ないけどそうはならないかな。検査もしてないしね」

玲「そんな!ずるいよ!」
なんてブツブツ言ってたけど、元気そうで何より。



外科の先生とも相談して最短での退院を許可。

「朝に帰る!」って言ってたけれど、手続きとか悠馬くんのスケジュール的に夕方に帰ることになってしまい
「朝って言ったじゃん!」なんて怒ってた玲菜ちゃん(笑)

誰も、“朝”とは一言も言ってないけどね。

結城曰く、病院を出るころには
玲「悠くんとケーキ食べに行くの♪」
と機嫌は良さそうだったとか(笑)