嵐と歩んできた道




それからどれくらい経っただろう
会場全体が彼らの名前を呼ぶコールが始まった。



何も分からなかったわたしは、周りと同じようにその場に立ち上がりペンライトを振りながら大きな声で大好きな名前を叫んだ。



「きゃああああああああ!!!!」



会場が真っ暗になった瞬間、響き渡る大きな黄色い声


目の前の大きなスクリーンでオープニングの映像が流れはじめた。