嵐と歩んできた道




そして、わたしのスマホの通知が鳴り止まない



視界がぼんやりしている中でスマホを開くと、活動休止を聞いた家族や友人からたくさんの心配のメッセージがきていた。



「大丈夫?」と────。




正直、何も考えられなかった。



傍にいることが当たり前だったから
いつだってわたしの心の支えだったから。



変わっていく未来にその日のわたしはまだ現実を受け入れられなかった。