「おはようー。今日、学校に連絡しといたよー」 「おはよう。ありがと、お母さん。」 お母さんは、お弁当を作っている。 「なんで、お弁当?」 「どっか行くんでしょ?お昼いるかなって。」 「そっか、ありがとう」 「蓮くんと分けてね。」 お母さんは笑顔で言った。 ピンポーンと、インターホンが鳴った。 「はーい!」 お母さんが出る。 「あの、萌音の彼氏の九条蓮です」 「分かったー。少し待っててねー。」 「はい、分かりました。」