明日、世界が終わるなら

次の休み時間(3時間目の休み時間)

「どうしたの?萌音。」

「さっき言ってたの詳しく教えて。」
 
蓮の教室の前に行くと廊下に蓮は、立っていた。
 
私を待ってたんだろう。

「前の休み時間の事?」

「うん。」
 
絶対分かってるだろう。

「もし、明日本当に世界が終わるなら、僕は学校
 
休んで、好きな萌音と一緒に居たいな…。」

「…本当に思ってる?」
 
いつも学校では、冷たいのに。

「まぁ…。明日学校を休んで、2人でいてもいいよ
 
って事だよ。」

「…いいの?…本当に?」