明日、世界が終わるなら

「行きたい所とかない?」

「行きたくても行けないでしょ…?」
 
そうかもしれない。でも私は…

「先生に相談してきた。遠すぎなければ行ける!」

「本当に?」
 
蓮の目は輝いていた。

「うん!どこ行きたい?」

「じゃあ……」
 

余命4日

「先生!こっち!」

「蓮くん、無理しないでよ…」
 
私と蓮と付き添いの病院の先生で特別な所に
 
来ていた。

「久しぶり…」

「だね…」

大きな地震がおきたとこ。
 
あの日、世界が終わる日に来たとこ。
 
私と蓮の関係の始まりの場所…
 
ただの小さな公園だけど、思い出の詰まった場所だ。