明日、世界が終わるなら

「大丈夫?」

「うん。」
 
ベンチの下に頭を入れていた。
 
長かったけど、私たちは無事だった。
 
プルルルルルル…
 
蓮のスマホと私のスマホが鳴った。

「お母さんから電話だ。」

「僕も…」
 
お母さんが心配して電話をかけてきたみたいだ。

『もしもし。お母さん…』

『萌音!大丈夫?怪我ない?揺れたよねー!』
 
声大きい…心配しすぎなんじゃ。

『大丈夫だよ。私も蓮も。お母さんは?』

『良かった…。お母さん、大丈夫だよ。』
 
良かった…お母さん、怪我とかしてなくて。

『良かった。じゃあ…』

『うん、気を付けて…』