明日、世界が終わるなら

 私は蓮について行くだけ。

「ねぇ、手繋いでもいい?」
 
突然、蓮が言った。

「えっ…あ、いいよ。」
 
手が重なら合う。恋人繋ぎ…
 
蓮の手は、温かい。落ち着く。
 
そういえば、恋の始まりもこんな感じだったっけ。

「久しぶりだね。手繋ぐの…」

「うん。落ち着くの…蓮と一緒だと。」
 
蓮の顔に視線を上げた。
 
蓮は、顔を赤らめながら少し笑った。
 
思わず私は、目を逸らした。かっこよすぎたから。

「目逸らすなよー。僕だけを見て…。」

「…ん。蓮も、私だけ…みて…。」
 
やっぱりかっこいい。
 
恥ずかしくなっちゃうじゃん!