「謝ることないわ、過去と今は関係ない。
私たちは漣さんの過去のこと詳しく分からない。でも、友達だという事実に基づいて、絶対に裏切ることはないわ。あの人たちのやり方が間違ってることに変わりはないんだから」



この状況にも貝崎さんは私を強く見つめ、これ以上はなにも言わなかったが、私の気持ちに迷いはなかった。



「お前のこと、もっと知りたかけん。やけん俺は離れんよ」



私は2人を信じる。




「なーになにー!友情ごっこしても意味ないよー!
なんせコイツは過去に自分の性格のせいで親友に嫌われてんだからねーー!!!」







………




……………









「あっちなみにこの情報流してんの、お前の元カレだよ?」








………



……………え?









「散々だね」