「は...」 思わず、心臓が飛び出るかと思った。 今までに感じたことがないほどに、 心臓がドキリと跳ね上がった。 そっと胸に手を当てると、 大きな鼓動がこれでもかと伝わってくる。 後ろを振り返ると、 そこにパーマのかかった長髪が印象的な 男が1人立っていた。