てかもう俺でよくないか!?



騒ぎに気付いた長髪の男が、

キッチンからひょっこりと顔を出した。



「はいはい、落ち着いて。

 あとで紹介するから。」



そう言いながら、手に春巻きと唐揚げが乗った大皿を持って

やってきた。



それらの皿をテーブルに並べ終えると、


「よし、こんなもんかな。」

とテーブルを見て満足そうに男が言った。