てかもう俺でよくないか!?



俺の顔をまじまじと見ながら、

不思議そうに首を傾げる。



「...」


必死に言い訳を頭の中で探すけれど、

それらしい答えが見つからない。




俺が黙っていると、

周りが俺らのことを面白がって

色々と聞いてくる。




「何、君たち知り合い?」


料理をする手を止めて、男がこちらを見る。



「ええ、すごー!!

 どういう関係!?」


メルさんが、今度はこちらに入ってくる。