君に出会ったその日から

「歩きながら食べるの大変だからここで食べよ。買ってくるわ。茉子、何食べたい?」
「宝、メニューないの?」
「えっと確かチョコバナナとストロベリーチョコとキャラメル、抹茶はあったと思います。」
「どれがいい?」
「ストロベリーチョコにしようかな。」
「春樹はなんか食うかー?買ってきてやる。」
「じゃチョコバナナで。」
「分かった。2人はそこで待ってて。」
雪ちゃんと海斗くんが買いに行ってくれてその間、私達には重たい沈黙が流れる。
しばらくそのままだったが、沈黙を破ったのは春希だった。
「最近、家まで行けてないけどなにか困ってる事ない?」
「うん。大丈夫。ありがとう。」
「そっか。良かった…」
「あのさ…」
そう2人同時に言いかけた時、雪ちゃん達が帰ってきた。
「買ってきたよ〜」
「茉子ちゃんはホイップクリームが好きって笹白さんから聞いたからお店の人特権でホイップマシマシにしたよ。」
「えっ本当。嬉しい。雪ちゃんも海斗くんもありがとう。」
「どういたしまして。」
「雪ちゃんは何にしたの?」
「抹茶した。」
「はい。これお前のチョコバナナ。」
「サンキュー。」
「どうぞ。皆様お召し上がりくださいませ。」
「いただきまーす」
3人同時に頬張る。
「皮がもちもちで美味しい!」
「ほんともちもちだな。」
「悪くないわね。」
「ふふ〜ん。でしょ?気合い入れたからね。」