あれ以来、春希と話をしないまま学祭の日を迎えた。
何度かスタッフ会議で見かけたが、春希も友達と話していたしなんて声をかければ良いのか分からなかったので話していない。
さすがに私も言い過ぎた。もう少し春希の話に耳を傾けていたら良かった。
詰まるところ私はあの時自信がなかったのだ。春希がそう思うわけないというだけの自信が…。私も実際少しそう思ってしまったから。
だから仁科さんの言葉を鵜呑みにしてしまった。
あれから自己嫌悪が止まらない。
今朝も春希の姿を見てはいない。それなのに集合時間にはいるのだからどうやってきたのだろうと思いつつ業務の説明を聞く。
「おはようございます。いよいよ学祭です。これから役割分担を説明します。これはあくまでも基本の役割なのでもし余裕があれば忙しいところを手伝って頂いて結構です。人数が少ないので頑張りましょう!」
そうして順番に名前と役割が発表される。
私は受付でマップを渡す係と困った時の案内所の役割を任された。
雪ちゃんは全体の見回りと運営の手伝い、春希は力仕事を手伝うようだ。
それぞれ配置に着き、準備を進めていると少しずつ賑わってきた。それと同時に私も忙しくなる。
そうして忙しなく動いているうちにお昼になり昼食を取るためローテンションで休憩時間をもらえた。
何度かスタッフ会議で見かけたが、春希も友達と話していたしなんて声をかければ良いのか分からなかったので話していない。
さすがに私も言い過ぎた。もう少し春希の話に耳を傾けていたら良かった。
詰まるところ私はあの時自信がなかったのだ。春希がそう思うわけないというだけの自信が…。私も実際少しそう思ってしまったから。
だから仁科さんの言葉を鵜呑みにしてしまった。
あれから自己嫌悪が止まらない。
今朝も春希の姿を見てはいない。それなのに集合時間にはいるのだからどうやってきたのだろうと思いつつ業務の説明を聞く。
「おはようございます。いよいよ学祭です。これから役割分担を説明します。これはあくまでも基本の役割なのでもし余裕があれば忙しいところを手伝って頂いて結構です。人数が少ないので頑張りましょう!」
そうして順番に名前と役割が発表される。
私は受付でマップを渡す係と困った時の案内所の役割を任された。
雪ちゃんは全体の見回りと運営の手伝い、春希は力仕事を手伝うようだ。
それぞれ配置に着き、準備を進めていると少しずつ賑わってきた。それと同時に私も忙しくなる。
そうして忙しなく動いているうちにお昼になり昼食を取るためローテンションで休憩時間をもらえた。


