君に出会ったその日から

2人でお店まで歩いていると
「まこ〜」
後ろから雪ちゃんが抱きついてきた。
「びっくりした。雪ちゃんびっくりするから後らからはやめてっていつも言ってるのに。」
「ごめんごめん。茉子が見えたからつい。」
「どっか行くの?」
「今は春希と新しくできたお店にごはん食べに行くんだ。」
「それってもしかしてここ?」
そう言うと雪ちゃんがスマホの画面を見せてきた。写っていたのはまさに同じお店だった。
「うん。ここだよ。なんで分かったの?」
「私もここ気になってたんだよねぇ。」
「じゃあ一緒に行く?」
「えっいいの?」
「えっまこまこ。笹白も一緒に行くの?」
「あっ春希、ダメだった?人数多い方が色んなもの食べれるしいいかなって思ったんだけど…」
「あぁそうだね…だめじゃないうん。一緒に行こう。」
「やったー。嬉しい。ありがとう。」
「私も雪ちゃんと一緒で嬉しい。」
「あぁ可愛い!なんていい子なの。愛田にはもったいない。」
雪ちゃんがぎゅーっと抱きしめてきた。
「ちょっと。もったいないってどういうこと?」
「茉子が可愛いのは当たり前だけど僕だって少しはかっこいいと思うんだけど。」
「自分でかっこいいとか言っちゃう所がかっこ悪い。」
「ちょっと!2人とも早く行きたいんだけど。お腹空いた。」
そう言うと2人が言い合いをやめ、ごめんと言って3人で歩き出した。