君に出会ったその日から

「俺達はずっと一緒にいたしお互いのことはなんでも知ってる。それでも付き合ってからもっともっと好きが増して止まらない。」
「嬉しいことも楽しいことも悲しいことも全部2人で分け合ってこれからもずっと一緒にいたい。」
「白崎茉子さん、俺と結婚してください。」
私は驚いて言葉が出なかった。
周りが声を上げたような気がするがあまり聞こえていなかった。次に出た言葉は付き合った時と同じことだった。
「嬉しいけど本当に私でいいの?」
「茉子がいいんだ。だめか?」
「嬉しいけど付き合うのと結婚って全然違うし今まで以上に嫌なところとか見えちゃうかも。」
「それに私、子育てとかできるかわからないし。」
「それは俺だって同じだよ。子どものこととかはまた2人でゆっくり話そう。どんな状況になっても俺は全力で支えるよ。」
「まだ不安なことあるか?全部言ってよ。でも俺はどんな事言われても気持ちは変わらないけど。」
「もう1回言うよ。大好きです。俺と結婚してください。」
春希はまるでこの世界に2人しかおらず私に向けて言っているのがより強く伝わるような真剣な表情でさっきよりも声を抑えて言った。
それを聞いて次に出てきたのは涙だった。その時、私にあるのはこの人なら大丈夫という確信だけだった。