君に出会ったその日から

「変な虫って何よ。」
「茉子、可愛いから男が寄ってくるかもしれないだろ?」
「男なんて寄ってこないよ。だって春希が私が彼女って言い回ったおかげでほとんどみんな付き合ってるって知ってるし寄ってきても春希が好きだから断るよ。」
「茉子!俺も好きだよ。」
ガバッと抱きつかれた。
「ちょっと私達の存在見えてる?」
「恋人なんだからこれくらいしたっていいだろ。」
「はぁ?腹立つ。」
「よし!みんなで記念に写真撮ろうよ。」
そして5人で記念撮影をした。その写真は今でも大切に飾ってある。
そうして春希達が卒業してからの1年間は仁科さんに守られていた。
春希との交際も順調で途中、すれ違いなどもあったが仲良く過ごしている。
私の将来については、体調面なども考えてゆっくり自分のペースで働ける会社で少しずつ働きながら本当にやりたいことを考えることにした。
春希はもし働くのが難しければ主婦として家庭に入っても良いと言ってくれている。私自身、社会経験はしてみたいがさまざまな選択肢があるのはありがたい。
私は色々な人に助けられていると改めて感じる。