君に出会ったその日から

それを聞いて私は…
「お母さん達は私にひどいことをしてきたし産まれなければ良かったと何度も思った。だから簡単に許すことはできない。」
「でもこれだけは言える。お母さんが産んでくれたから春希と出会えたし何より大変だったはずなのにここまで育ててくれたこと、感謝してる。ありがとう。」
(言いたいことは全部言えた…)
それを言った瞬間、お母さんは泣いていた。
「大丈夫?」
「大丈夫よ。早く春希くんのご両親にも報告して来なさい。ちゃんとするのよ。」
「うん。そろそろ行くね。」
そう言って家を出た。
「言いたいこと言えた?」
「うん。ありがとう。」
「ううん。茉子が頑張ったんだよ。じゃあ母さん達に報告しに行くか。」
「うん。」
そして春希の家に戻った。
「ただいま。」
「おかえり。どうだった?」
「無事、OKもらえたよ。」
「良かったわ〜」
リビングに行くと私は改めて挨拶をした。
「ふつつか者ですが、よろしくお願いいたします。」
みんなは突然頭を下げたから驚いただろう。
「もう〜そんなことしなくてももう家族みたいなもんなんだから。むしろこちらこそふつつかな息子だけどよろしくね。」
「はい!ありがとうございます。」
そしてその日も春希の家に泊まらせてもらってお祝いパーティーが開催された。