君に出会ったその日から

そして私の家のインターホンを押した。
「春希くん!茉子もおかえり。」
「ただいま。」
「昨日、言っていた大切な話をしに来ました。おじさんはいますか?」
「いるわ。どうぞ。」
「お邪魔します。」
そして春希は緊張した面持ちで家に入り、それを見た私も緊張してきた。
「おじさん、こんにちは。お元気ですか?」
「春希くん、久しぶりだね。元気だよ。昨日は情けない所を見せてしまってすまなかったね。」
2人とも外面だけは良いのだ。
「いえ。突然お邪魔してすみません。今日は大事なお話があって来ました。」
その後、母がお茶を出してくれて全員がテーブルに座ったところで春希が切り出した。
「あまりお時間を取らせても申し訳ないので単刀直入に言います。茉子さんと結婚させてください。」
春希が頭を下げてので私も一緒に下げた。
両親は心底驚いた顔をしていた。 
「これは驚いたな。でも春希くん、本当に茉子でいいのか?」
「茉子でではなく茉子がいいんです。」
「でも茉子は障がいを持っているのよ。普通の人の何倍も大変だし春希くんに負担をかけることになるわ。」
「負担だなんて思ってません。それに茉子はあなた方がいない間全てのことを1人でやっていました。」