君に出会ったその日から

部屋を出てリビングに向かうとおばさんとおじさんはもう起きていた。
「おはようございます。」
「あっ茉子ちゃん、おはよう。よく眠れた?」
「はい。とっても。ありがとうございます。」
「いいえ。朝ごはん食べるわよね?」
テーブルに並んでいる美味しそうな料理を見たらこれしか言えなかった。
「いただきます。」
「今日の朝ごはん、いつもより豪華じゃない?」
「母さんが張り切ったんだ。」
「だって本当は昨日お祝いしたかったのにできなかったんだもの。」
「ありがとうございます。」
「たくさん食べて。」
そうして美味しい朝食を思う存分食べた。
その後、ゆっくりしていると春希が言ってくる。
「俺、今から結婚の話しに茉子の家行くけどどうする?行きたくなかったらいいんだけど。」
結婚の話なら私も行ったほうがいいに決まっている。
私は迷わずに返事をした。
「私も行く。」
「大丈夫か?」
「うん」
「よし!行こう。」
「そういえばカチッとした格好してるね。」
「許可もらわないといけないからな。ちゃんとしたい。あー緊張する。」
「頑張って来なさい。息子よ。」
おばさんは春希の背中を叩いて喝を入れる。
「行ってくる。」
「2人ともいってらっしゃい。」