バグっている世界にきたのだけど僕は普通(最強)に暮らしていきたいのです

【別視点】
寿汐理先生視点

最近というかここ一週間はこの病院いや世界で一番幸せだった自信がある。
実はこの病院に緊急搬送しそのまま入院した希少な男性がこの病院に極秘にいる...
(いや、すでに人伝に情報が流れていて殆ど極秘ではないのだが)
そんな必死になるものなのか? と思うものもいるだろうそんな人に言いたい
お前は脳に異常をきたしている 私がおすすめの脳専門の医者を用意しようと。
確かに名医が集まる日本有数の有名大学病院の一つなので看護師・医者は週に一回程度は見かけることはまぁあるのだろう。
看護師や患者の話し声に耳を傾け男性を見たと聞けば患者の様子を見ると言いその場所に行き、探す。そして見かけることができた場合他の人達に自慢する。(盗撮とかはバレたら罪になってしまう。)
ようは男というのはただ単に珍しいとか かっこいいとか、言うだけでもなくその人の価値を高めるうえで男というブランドは他のどんなものよりもまさる至高の逸品なのだ。

普通の人ならば見ることはあっても 両手で数えるぐらいしか関わることはないのだろう。
しかし!!
ここは病院...!!
ただ至近距離で観察しても話しかけても許されるポジションそれが主治医...!!!!
それに甘露寺さんは漫画の世界から出てきたのかなと思うほどとんでもない美貌の持ち主なのだ。鼻筋が一直線に通っていて唇は薄く目はぱっちりおめめでどこのパーツ
を見ても完璧すぎるほどの美少年だった
当然甘露寺さんの誰が担当の主治医になるのかで殴り合いになったのは言うまでもない。
まさに神の席なのである。
おっと同じく戦いに勝った看護師が男性が目覚めましたと報告が来た。
胸躍らせ急いで準備し病室に向かっていると
悲鳴?のような声が聞こえる

(まずい声の方向は男の病室方面で聞こえた。。)
すぐに駆けつけると無数の人だかりができていた
「なんだこの騒ぎは...おい、お前ら何してiru
っっっ!!!!$%’#((  ハッ!!」
(危ない聖なる光で浄化されそうになった....)
目の前にいた男はスーツ姿...恐らく母親に抱きしめられて恥ずかしいのか顔を
真っ赤にして下を向いているその姿は実家の猫が寝ている私にデレる姿を見られて恥ずかしそうにそっぽ向いてる姿に似ている。
(いけないいけないまずはこの事態の収集をしないとそのあとで堪能できるんだもの)自分の身体に鞭を打ち寝ている・・・いや気絶している奴らを叩き起こした。
それでも起きないやつは他の看護師を呼び仮眠室に運ばせた。もちろん男を目撃
して被害者を出させないために(別に悪意はないよ(◦ˉ ˘ ˉ◦)これは状況悪化を防ぐために仕方のないこと...)母親と一緒に別の部屋に移動させた。
かなり時間を食らったが休みの看護師に連絡を取り男のためとか言って病院にこさせ院長などの幹部共にも協力を仰ぎなんとか状況を立て直すことに成功した。
まぁ当然私も現場に駆り出されそうになったが
え?私?いや〜〜^ー^すいませんこれから問診があって...なにせ お と こ を待たせるわけにもいかないのでそれじゃっっと逃げたの
はやむ終えないことだよね!!
さっそく甘露寺さんの状態を見るために色々な検査をしたが質疑応答だけ異様になにか違う?なんというかうーん....別に
名前や生年月日は言えてるし本人自身も本人だと言って入るんだが私に対する態度がまるで。。。いや明らかに違う。
そ、それに、さっき念の為に衣服の上でも聞こえる男用の聴診器で図ろうとしたら突然服を脱ごうとしたんだぞ???????  女性である私を目の前に!!!これはもう私のこと好きなんじゃないか?と思いそうになるほど、いや正直ちょー思いましたね。
きれいなおヘソが見えてそろそろってところでお母様が止めに入ったことだけ残念だ。んーやばいもう頭ん中がもう【ピーーーーー】な状態すぎて脳が汚染されて考えられない、顔の表面気温が高くなっていくのがわかる。
カルテで隠しながら今の現状を整理する。
フーーーーーーーっ

導き出される答えは解離性健忘記憶障害になったがありえるのか?いや実際記憶がないのは事実だし仮にそれがわざととしても彼がそれをするメリットはまったくない。
しかし腑に落ちない点があるが。なぜ彼は女性に対しての恐怖心が消えている...?
女性がらみで記憶そのものが抜けたとしても脳に体に刻まれているので必ず拒否反応が起こる。かつてパニック障害や記憶喪失などは起こした人も体が拒否反応を起こしたと記録がある。
だが今目の前にいる彼はまるで別人のように感じた。


そこから数日経過観察を見たが特に変化もなく退院することになった。
重い女性と思われたくないので片手で収まるほどの明るい花を甘露寺さんに送り車が見えなくなるまで看護師二人と手を振り続けた。
あぁさようなら私の生きる希望...まぁでも
これが最後じゃないけどね。
ともかくこれから彼には毎日きて...は言いすぎだとしても一ヶ月に一回は来て変化があるか見る必要があるな。いや男が病院に来てもらうのは他の看護師や患者の目に毒だ。私が彼の家に行くべきではないだろうか?と悶々としながら私は明日のために甘露寺さんのために今日も働く。



あ、そういえば最近この病院で不思議なことがあったらしい。なんでも空を飛んでる男を目撃したと複数人が言っていたんだそう。
最初は半信半疑だったが目撃した人はみるみるうちに体調が良くなりすぐに退院したことで
信ぴょう性もましてき
極め付けは難病と診断された少女が奇跡的に手術に成功し押しかけ取材をしてきたリポーター
に「私はあの人に感謝している」と、意味深な言葉を言ったことがその噂と結びつき
【男を見たら明日には治る】【ここで治ると男と結ばれる】など根も葉もない噂が飛び交うようになった。
そのおかげで毎日ものすごい人が来るようになり忙しい日々を送っています。タスケテ

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「着いたわよ〜」
母の優しい声が聞こえ窓の外を見る。
「え、でっっか!!!」目の前にマンションの大きさに驚愕した。
白を基調とした近未来感がある外装でいろんなところが湾曲していたりなみなみの模様だったりとなんというかオシャレだ。
ベランダの数をざっと見る感じ100世帯くらいはここに住んでそうである。階数はえーと1、2、3、、、大体15くらいかな
「凄いでしょぉーかえちゃんは男の子だものこのマンションはかえちゃんと私たち家族が住むだけに作られたと言っても過言ではないのよ」ふんすっ!
と鼻高々に自慢する母。
お母さんが言うには僕の精神的な面や今後の警備強化をするに例の自殺未遂があった場所から遠く離れた場所に引っ越すことを決断したそうだ。もちろん男の子がいると言う点で法律や政府からの補助金などもあり格安の値段で買えたらしい。
中に入り自動ドアが開くと管理人がさっそうと出てきた。
「本日はお越し頂きありがとうございます
私はこのマンションを管理している者 夜宵 ターシャと言います。
と言いますよろしくお願いします。」
深々とお辞儀をしてきたので僕もお辞儀を返す
「あ、はい!今日からよろしくお願いします!」
「ここはマンションの集合体のようになっており
A棟・B棟・C棟・E棟・F棟の計5個に区分けされており各1棟に45世帯でエレベーターは3個設置されています。」
「...!?」どうやら僕が思っていたよりもとてつもなくここのマンションは巨大だったようだ。
息つく間もないまま更に驚愕する説明が来る。
「甘露寺様にはE棟の最上階の15階をご用意しました。もちろん不要な女性との接触を防ぐために15階フロアは全て甘露寺様方の貸切になっています。」
「え?15階全部...?」
「申し訳ございません本来であれば五階分すべてを貸し切ってなるべく女性に関わらないようにするのですが既に入居者がいてどうにもできない状態で...」
「いえいえ、もう凄すぎますよ!!!こんなにしてくださってありがとうございますどうか今後ともよろしくお願いします」
ペコリと一礼お辞儀をし相手に誠意を伝える。
男性パワーってどんだけすごいんだよ!!
「そういっていただいて嬉しい限りです。」