星降る夜に、君への贈り物

ーちっ…近い

男の人相手に顔を近くに寄せて見つめられるのは
彼氏でも作らない限り到底ない事で…
さすがの私でもこの距離は心臓の鼓動が速くなる。

「そっ…そういえば…」

なんとかこの距離を退けようと
私は、制服のポケットから星型の砂時計をしたペンダントを青年に見せた。

「あの、探してたものってこれですよね。」

キラキラと光る砂時計…

「あっ!それそれ!君が見つけてくれたんだね。」

「はい。さっき、近くでキラキラしたものが
私の足元にぶつかって、たまたま拾ったんです。」

「そうだったんだ、ありがとう。」