星降る夜に、君への贈り物

「星羅、何か食べる?」

「そうだね。月影は何か食べたいものとかある?」

月影の顔を見つめる。

「俺?俺はチョコバナナとか焼きそばとか苺飴とか」

指折り数える月影に私は慌てて止めた

「月影、ストーップ!」

「えっ…?」

「とりあえず、月影の好きな物を順番ずつ買って
その後に短冊に願い事を書きにに行く感じにしよう?」

「ごめん、気になるものがあるとつい…」

ハハッと頭を掻いて笑う

「大丈夫だよ。それじゃあ、行こう!」