「そろそろ戻ろうか」
「えっ…うん」
月影は私の手を握りしめる。
その背中は何処か遠くに行ってしまいそうな予感がした
『時が来たら教えるね』
ふと月影の言葉を思い出す
出会ってまだ短いけれど、月影は何かを隠してる気がする。さっきみたいに話を濁すし、七夕の話すらしない
ー七夕の日に何かあるんじゃ…
話したくても話せない
私はこれ以上、月影の口から聞けるまで黙っていようと
そして、再び最初の場所へと戻ってきたのだった。
「えっ…うん」
月影は私の手を握りしめる。
その背中は何処か遠くに行ってしまいそうな予感がした
『時が来たら教えるね』
ふと月影の言葉を思い出す
出会ってまだ短いけれど、月影は何かを隠してる気がする。さっきみたいに話を濁すし、七夕の話すらしない
ー七夕の日に何かあるんじゃ…
話したくても話せない
私はこれ以上、月影の口から聞けるまで黙っていようと
そして、再び最初の場所へと戻ってきたのだった。



