星降る夜に、君への贈り物

この時間のせいなのか人通りは少ない
大きな建物すらもなくただ平坦な道

少し歩き疲れたせいか近くにコンビニがあって立ち寄った。

「ちょっと待ってて」と言って月影はコンビニの中に入り、おにぎりやお菓子、飲み物などを手に取り
月影はレジ前まで運んで、店員さんは驚いた顔をしてジロジロと見ていた。

ー大丈夫かなぁ…

コンビニの外で待っていた私は不安になる

「お待たせ」

コンビニから出てきた月影は嬉しそうに袋を持ちながら
私はほっと胸を撫で下ろした。

「あそこの公園に行こうっか」

コンビニの袋を片手に私の手を握りしめて
コンビニ近くの公園のベンチに座り
買ってきたおにぎりを頬張った。