星降る夜に、君への贈り物

夏の季節のせいか
夕方の時刻であって、日が伸びて辺りは明るい。

学校から通う道なりにある
川が流れて緑の草むらが並ぶ一歩道を通る。

東京のような大きく聳え立つ建物が少ないけれど
田舎町といった緑豊かな自然に囲まれた景色が
私はとても気に入っている。

ーそれにしても暑すぎる…

汗ばんでいる制服や額と必死に手で仰ぐ。

ひたすらに帰路へ向かおうとした瞬間

足に何かが当たり硝子のような音を立てた
私はふと地面を見た。

「…何これ?砂時計…」

拾い上げてみると手に収まる形をした
星型の砂時計のペンダントだった。