星降る夜に、君への贈り物

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窓が全開に開いているー…

一時限目の予鈴が鳴り、休憩時間が訪れた。
生徒達はみんな、それぞれの場所で休憩を取っている。

一時限目で使った教科書や筆箱を机の中にしまい
窓全開に開いている景色に目を向けると
星羅〜!と呼ぶ声に振り向いた。

「星羅、今日は珍しく遅刻しそうだったじゃん!」

「何かあったの?」

夏未と奏は二人してニヤニヤと笑い
私は慌てて首を横に振った。

「なっ…何もないよ。目覚まし時計かけるのを忘れて寝坊しかけそうになっただけだよ」

夏未と奏には言えない
まさか洋服選びに時間をかけてしまった…なんて

「いいんだよ、星羅」

夏未が腕を組みながらうんうんと頷く

ーえっ、何を?

「星羅もいよいよ恋かな?」

ー奏まで何を言ってるの!!

「ちっ…違うってば!そんなんじゃないよ!」

動揺が隠せない…