星降る夜に、君への贈り物

気だるそうな声や帰る支度をする生徒…
教室の扉を開けて友達同士で帰る生徒達もいた。

私は机の上に鞄を置き、
机の中にある教科書や筆箱と鞄の中にしまい込む。

机の中を確認していたら

教室の後ろの扉から「星羅、また明日ね〜」と
聞き覚えのある声にハッとして目を向けた。

友達の夏未(なつみ)の声と
その隣で手を振っている奏(かなで)

「あっ、うん!また明日ね〜」

私は二人に笑顔で手を振った。

鞄を持ちながら教室を出て一階まで階段で降りる

モワッとした空気に襲われながらも
下駄箱で靴を履き替え
外に出て校門付近まで歩いてみれば
夏を感じさせる太陽の日差しが容赦なく照りつける。