星降る夜に、君への贈り物

教室に入り、いつもの席に座る。
走ったせいか息が上がって呼吸が荒い。

ーまっ…間に合った〜…

ほっと安堵して、鞄を机に置き
教科書や筆箱と机の中にしまい込む。

夏未と奏もとっくに自分の席に座っていて
目があって小さく手を振った。

口パクで「どうしたの?」「大丈夫?」とか言ってる。

私も合図するように「大丈夫だよ」と返した。

ーガラッ

教室の扉が開き、国語の先生がスタスタと教団の前に立つ。
生徒達は慌てて自分の席に戻り、一限目の予鈴とともに今日という長い時間が始まったのだった。