星降る夜に、君への贈り物

先ほどの風景とは違って住宅地が立ち並ぶ

月影と二人、歩きながら私の家へと辿り着く

「私の家、ここだから」

家と家の間にある一軒家

「じゃあ、また明日ね」と月影は微笑みながら手を振る

私も同じように手を振り
玄関前のドアノブに手を掛けたまま「月影」と名前を呼んだ

振り返ってみるとそこに月影の姿はなかった。

急に居なくなって辺りを見渡したけど誰もいない

ー歩くのが速いのかなぁ

私は肩を落とし、振り向いて家の前の地面に目を向けると僅かな砂が落ちていた。