星降る夜に、君への贈り物

「いや、ここら辺の事あまり詳しくなくて…って
月影さんじゃなくて普通に呼んでいいよ。月影って」

月影さんの優しい笑顔が溢れる

ードキッ…

その顔を見た瞬間、胸の辺りがキュッと苦しくなった。何だろうと思って胸に手当てて目を逸らす。

「えっ…えーと、月影さ…月影は初めて来た場所なんですね。」

月影さん…月影の顔が見れない

辿々しい返しになってしまった。

「それもダメ、敬語はなしにしよう。」

「えっ、えっ、敬語もなしですか?!」

「そうだよ。星羅と仲良くなりたいから…」

じっと見つめられる月影の真剣な瞳ー…

「えっ…」

よく分からない感情が顔から耳まで熱を帯びていた。