星降る夜に、君への贈り物

「そういえば、名前はなんて言うの」

ーえっ…名前

「あっ天月星羅(あまつきせいら)です」

混乱している中で名前を言うのは
正直、言えてるのか、言えてないのか分からない

「星羅っていうんだ。」

ー呼び捨て?!

「俺は星屑月影(ほしくすつきか)、月影って呼んでくれたら嬉しいなぁ」

満面の優しい笑顔ー…

月影さんは気にする様子もなく
大きな手が私の前へと差し出された。

「えっ…?」

「握手だよ」