星降る夜に、君への贈り物

私は、青年に砂時計を渡すと
今までひとつも流れる気配がなかった砂時計がゆっくりと静かに流れ出した。

「えっ、うそ…今までひとつも流れなかったのに」

状況が分からないー…

「驚かせてごめんね」

青年は困ったような笑みを浮かべた。

何か聞かれるのかと思ったのかもしれない

ー何かの魔法…何かの手品

私は、唖然として立ち尽くまま
青年は私の目を見つめ
何事もなかったように話を持ち出した。