その後、色々と事情聴取をされた。
何をされたとか、色々と話しをした。
話が終わったのは午後10時で、夜遅いからという事で、パトカーで家まで送ってくれることとなった。
「ごめんね」
車の中で、私は彼に謝った。
「私がさらわれちゃったから」
そう言って太一君の体を見る。
かなりの傷を負っている。
見るからに痛々しい。
「大丈夫だ。夢が無事だったんだから、それよりも俺こそごめん。危険なことに巻き込んでしまった」
「大丈夫だよ。あっちが悪いんだから」
「そうだな。だから夢も気を背負うのやめようぜ」
「うん」



