光が警察を呼んだそうだから、もう少しで警察が来るはず。でも、警察にもこの状況を打破できる力があるのかもわからない。
集団暴行を受けている太一君を救いたい。
私のために暴力を甘んじて受けている太一君なんて見たくない。
その瞬間、私を捕えている男の手が少し動いた。今なら、
私は、男の腕をかんだ。全力中の全力で。
「っ痛いなあ」
私は勢い投げ飛ばされた。でも、今なら、
私は、そのままの勢いで逃げ出す。
「ナイスだ、夢」
太一君がそう叫び、そこにいる人たちを勢い投げ飛ばした。
そして太一君と私と光で追ってからとにかく逃げる。
男たちも追いかけてきたが、その瞬間に警察が来た。
助かった。



