代理の告白を頼まれました


 
 でも、これは光のことが心配だったから、それだけだ。
 別に複雑な意味なんてどこにも無い。


「それで、長嶋さんの家はどこ?」
「知らなかったんですか……」


 私はため息をつく。
 私と一緒に行こうと思ったのは、家の場所をシンプルに知らなかっただけね。


 早速私はインターフォンを鳴らし、家に入る。